広島県の最低賃金930円を引き上げようと、広島県労連パート・臨時・嘱託労組連絡会(パリン)の呼びかけで、6月16日「最賃デー」が行われました。930円を実感しようと930分のハンスト(930分飲食をしない、前日20時半~翌12時)を実施。また、16日は朝7時半から広島バスセンター前で「最賃1500円へ」のリーフを配布しながら、通勤途中のみなさんに「最低賃金を大幅に引き上げよう」と訴えました。
9時からは、広島労働局の入っている合同庁舎前で20人が1時間半座り込みをし、合同労組からは3人が参加。12人がリレーで発言しました。合同労組門田委員長は、「全国4ランク制が県ごとの格差を拡大している。これが格差を拡大している。全国で行っている最低生計費試算調査でも大都市と地方の生計費に大差はない。また地域で最低賃金を変えているのは、世界でも4か国しかない」と話し、最低賃金の全国一律化の重要性を強調しました。