いのちと健康を守る中四国セミナー

いのけんセミナー ニュース

第14回中四国セミナーは6月17・18日岡山市で開催され、初日85人二日目56人(広島からは初日15人二日目16人)が参加しました。

初日の講演①は岡山協立病院副院長の杉村悟さんが「パンデミックの歴史から新型コロナ感染症を振り返る」と題して講演。杉村さんは、人類のパンデミックの歴史を紐解きながら、「人類はウイルスと闘ってきたが克服できていない」とし「以前は買い方ウイルスが人間に流行している面がある」と警鐘を鳴らしました。講演②はいの健京都センター岩橋祐治さんが「これからの労働安全衛生活動」と題して講演。岩橋さんは、「自らの健康の決定要因を改善できるようにするプロセスが大切であり、労働組合の安全衛生活動の強化が課題」と話されました。

二日目は、長島愛生園を見学。参加した生協福祉支部組合員は、「ハンセン病の方がいらっしゃるのは知っていましたが、今回のお話で皆さんが差別を受けていたこと、また島の外に出る橋ができた後も、差別を受けるためそのまま愛生園に多くの人が残っていることを聞き、とても残念に思いました。」との感想が寄せています。