広島・長崎をつなぐ国民平和大行進の出発式が7月5日平和公園で行われました。広島県実行委員会神部泰実行委員長は、「G7サミット広島ビジョンでは核抑止論を公然と宣言し、核兵器禁止条約にまったく触れていない」と批判し、「核抑止ではなく、日本政府は核兵器禁止条約に参加せよと声を平和行進でも訴えていこう」と挨拶しました。参加者は「核兵器をなくそう」などとコールし、平和公園を出発。合同労組からは3名が参加し、生協労連ののぼりを持って行進しました。
5日の佐伯区役所出発式では黒い雨の会の高東征二さんが挨拶。高東さんは、黒い雨裁判でのお礼を述べ「内部被ばくで苦しんでいた多くの人が手帳を手にすることができた」と報告。さらに「被爆者はみんな『戦争はしないで!』『原爆や核兵器は二度と使わないで!』と言い続けてきた。これからもいっしょに言い続けよう」と訴えました。
7月7日は前日の晴天とは打って変わって雨模様。七夕ということもあり、笹飾りに核兵器廃絶の願いごとを書いて、大竹市役所を出発。15時過ぎには山口市和木町に到着。山口の参加者を含めて40人がコールし、核兵器をなくす決意を固めあいました。