2024年 広島県春闘共闘討論集会が、12月8日夜広島市ロードビルとオンライン併用で開催され、60人が参加しました。記念講演では、全労連柳恵美子副議長(生協労連委員長)が、「労働組合の力で大幅賃上げと最低賃金引き上げを」と題して講演。「労働者賃金は18ヶ月連続のマイナスの一方、物価上昇率は3%以上。全労働者5078万人のうちの年収200万円以下は1041万人(うち女性は73%)。これらをみても賃金の大幅アップが求められているのがわかる。全米産業組自動車労働組合が48時間のストライキを行い、フォードでは2028年までに25%の昇給を勝ち取った。日本でもストライキを配置すること、そして大幅賃上げを最低賃金大幅アップに反映させる闘いが重要」であると訴えました。
広島合同労組田頭奈美江副委員長が発言。「異常な物価高騰だ。仲間から『こんな賃金では暮らしていけない。なんとしてでも最低賃金を上げて暮らしを守りたい』と悲鳴にも似た叫びが聞こえてきている。仲間の思いを力に変え、最低賃金1500円を目指した全国一律化制度へのアクションを強めていこう」と話しました。植永光則春闘共闘事務局長(合同労組副委員長)が「たたかう労働組合のバージョンアップ 低賃金と物価高騰から生活まもる 大幅賃上げ・底上げを 軍拡・増税ではなく社会保障の充実を」の春闘方針を提案し、採択されました。