(写真は、庄原市議会議長・副議長に陳情書を手渡す要請団)
424共同広島は、国の「地域医療構想」の名で、自治体に病院削減を迫ることに対して、地域と共に反対の声を上げようと、広島県内自治体キャラバンを実施。広島合同労組からは門田勇人書記長が参加し、庄原市・三次市・安芸高田市を訪問しました。庄原市担当者は、「患者数の減少もあり、医師会や地域医療を考える会とも連携して考えている」と話し、三次市担当者は「三次中央病院では看護師不足は深刻で30人を募集している。また自治体から費用援助を行い介護人材の確保も行っている」など、自治体独自の支援を強調しました。安芸高田市では、JA吉田病院に勤務する看護師らが要請に入り、市に対し「看護師不足で、地域を上げて増員をはかってほしい。吉田病院は建物も古く(築50年以上)、カルテも電子化ができていない。産科もなく、小児科はあるが入院がない。夏はクーラーが壊れている病棟もある。」などと話し、「このままでは吉田病院がなくなってしまう。自治体としても支援を」と切実な声を伝えました。